物質機能分析部門について
大型精密機器の体系的で効率的な共同利用を図ることを目的とし,同時に寒剤供給を担う低温部門を備えたセンター として,現在の「総合科学研究支援センター物質機能分析部門」の前身である「機器分析センター」が設置されました。平成12年2月にはまず学内措置として「学内機器分析センター」が立ち上がり,平成13年4月に省令施設としての設置が認められ,「島根大学機器分析センター」として発足しました。
さらに,島根大学・島根医科大学の統合に伴い,生命・環境・物質の研究を有機的・学際的に融合した新たな研究の推進・支援を目指して 島根大学の遺伝子実験施設及び機器分析センター,島根医科大学の動物実験施設及び実験実習機器センターが統合・再編し 平成15年度10月1日より「総合科学研究支援センター」としてスタートしました。「総合科学研究支援センター物質機能分析部門」は旧機器分析センターの機能を引き継ぎ,さらに発展させることによって,新らたな学際的な研究領域にも柔軟に対応できる研究支援を目指しています。
物質機能分析部門の役割
- 高額,大型かつ精密化する機器の現状に対応し、効率的な管理・運用を図ります。
- 機器の共同利用を中心とし、学術交流の拠点となること。学際領域にある新規プロジェクト研究の企画,支援をおこないます。
- 自然科学・工学研究において広く利用されている寒剤を安定的に供給する低温部門としての役割を果たします。