Quantum Design 社 PPMS
基礎的な物理量の測定が可能な汎用機器
様々なオプションにより、比熱,電気抵抗率,ホール係数,熱電能などの測定が可能
磁場中低温クライオスタットとしてオリジナルの実験を行うこともできる
機器の説明
新物質を開発したときに必ず測定しなくてはならない基礎的な物理量(比熱,電気抵抗率,ホール係数,熱電能など)の測定が磁場 -9~9T(テスラ),温度2~400K(-273~127℃)の範囲で可能な汎用性の高い装置です。試料スペースが直径約25mmと大きい為 試料形状などに対する自由度が高く、磁場中で低温環境を実現するクライオスタットとしてオリジナルの実験を行うことも可能です。(実際に、ホール係数の測定,熱電能の測定は当分野のスタッフが独自開発したシステムです。)機能性酸化物,金属間化合物,各種薄膜材料,強誘電体材料などの新規機能性物質の物性研究をはじめ生体組織の高磁場下での影響など生命関連の研究へも応用できる装置です。
設置場所など
設置場所 |
総合科学研究支援センター物質機能分析部門 |
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